東北地方太平洋沖地震。

3月11日午後2時45分くらいだったでしょうか。portaatの閉店後、車にガソリンを入れに行く途中でした。運転中でしたが、「なんだろう、強風が吹いているのかな?」と思うほどの圧力でハンドルがとられました。坂道で、ゆっくり走っていたのにハンドルが震えました。停まってみると、地面が大きく揺れていることに気づきました。目の前のコンビニの看板がものすごい勢いで揺れています。ラジオから、震度5が観測されたとのこと。かなり長い時間の揺れを感じましたが、急いでガソリンを入れて自宅に戻りました。家に入ると、子供の机の上にあった額縁が落下して角が割れていました。ほかにもいくつかの落下物。家にいたら、相当怖かったかもしれません。小学生の子供たちが帰宅し、それから間もなくテレビでの緊急特番が。時間が経つにつれ、明らかになっていく事実…。映画のワンシーンのような画面を、口を開けてみるしかありませんでした。
これが現実なのか。皆さんもきっと、そう思ったことと思います。
ついさっきまで、いつもと変わらない時間を過ごしていたでしょうに。嘘であってほしい、と誰もが思ったはずです。
今まで、どこかで事件や事故があってもどこか遠い国の出来事と思ってきたかもしれません。でもこれが現実で、すぐに私たちの身の回りにも影響がでてきました。いつも当たり前のように買い物をしていたスーパーも閉店になり、翌翌日には食料や電池、懐中電灯などあっという間に売り切れてしまいました。GSがガソリン不足で閉店、翌日は長蛇の列ができていました。原発事故で電気も不足、知る限りですが、坂戸の一部では断水にもなっていたようです。
今まで、何不自由なく過ごしてきました。お店に行けばいつでも欲しいものを買うことができ、食べることができ、余れば捨てる…。今になって、どんなに恵まれていたことだったのかと思い知らされます。今の私たちにできることは何なのか。ひたすらにテレビを見続けるだけしかできない、無力さを感じます。
今日は私たちの住む場所は、停電が実施されずにすみました。でも明日、9時20分~13時まで第4グループの停電が予定されています。確かに困ります。でも、私たちが少しだけ我慢すれば、被災された方々や困っている日本の役に少しだけ立つことができるのならば…。
そのような状況下で、被災された方々は秩序を守り、皆さん協力しながら頑張っていらっしゃるようで、増々頭が下がる思いです。自分たちがその状況であのようにしていられるか、つくづく考えてしまいます。
大災害を肌身に、こんなに近くに感じたのは幸せなことに今回が初めてです。普通に過ごせることに感謝する気持ちを、この大地震を機に親子で見つめなおさなければいけないと思います。
この度の大地震で亡くなられた方々には心からご冥福をお祈りいたします。被災された方々に、心からお見舞いを申し上げますとともに、一日も早い復興復旧を心からお祈り申し上げます。
お知らせ。
3月17日(木)に予定されていました「くらんぼんマルシェ」は、中止となりました。ご予定されていた方々にはご迷惑をおかけいたしますが、ご理解いただけますようよろしくお願いいたします。
主催者の方のホームページです→http://cranberrycandle.web.fc2.com/
明日15日(火)は、停電などの影響で営業時間が変わる可能性もございます。今のところ、平常通り10~14時の営業予定です。
よろしくお願いいたします。